Sunday, December 21, 2003

長野県田川高校演劇部 自主公演『神々の国の首都』


場所◆塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●今年の高校演劇。1番は田川高校でした♪最後も田川♪♪なんだか運命♪♪♪

●やっぱ4回目という気がしませんでした;ほんとに中1の時は無知だったので、さっぱりでして。だから2回目って感じもしますねぇ。それとなーくわかってきました。

●やっと、そうやっとせりふの意味、ことばの意味がわかるようになってきたところです。

●田川高校の公演、10回、観ました*遂に二ケタ台です(^-^*)

●まだ幕が下りている時。向こうから何やら笑いや声が。楽しそうに仕込み(?かなんか。)やってるのが、幕を通り越して伝わってきました☆

●1・2年生が主ということで、「じゃあ演出は何年生なんだ・・・?」と思ったのですが、3年生の方もいらっしゃいました。毎回かなり素敵なのは、この方達だからなんでしょうねっ!!毎回毎回演出で、ご自身は出演なさっていらっしゃらない方が。「どんな方なんだろ・・・」と思っていたのですが、今回は役者さんでした!!クリーンヒットですごかったです!!「セツ」!!って感じで。。。ほんとセツで。

●何か全体的に声がこもってる感じでした。こちらまで来るのは、大きい声だとか、叫んでる時の声・・・。ステージ上だけに広がっている印象でした。。。

●アキラが・・・前回も思ったけどすてきだ♪ヘルン先生にちゃんと仕えてる感じですね!!・・・個人的に姿勢がすき。

●よし子さん!!喋り方が、ほんとにそれっぽい。見透かすっぽい。「~~~(何だっけ;ここに入るせりふ;)と、思いましたね」の間が良いっ。素敵っ。

●暗転して、はける人ははけるじゃないですか。はけ方までかっこいいですよね!!姿勢・歩き方がきれいだー!!

●音響(←切ない*)のFI・FOのタイミングが、丁度いい気がします☆

●最後らへんの、たっかーいところから、差すスポットがすき。今日よくみたら、下手→上手→両方ってなってて。さらに。あと、最初の方で為二さんがハーンの家を覗くところがありますが、光の使い方がやっぱりすごく効果的ですよね!!

●一番最後の場面。喋り方だけでなく、ほんとに2人とも老いて見えたのです。そういうオーラが出てたのです。そういうオーラがっ!!

●一箇所(多分)、まだ裏方さんがはけてないのに明るくなったとーこーがー!!のーーー!!

●2年生の皆さん。2日前までは沖縄にいたっていうのが、信じられない。

●1月25日は、田川高校のこと想ってます☆(笑)

●これで、最後だと思うと、ちょと切ない。うぅ~;今までありがとうございました。次は、次は、


☆ハーンとセツのオーラ☆ほんともうすぐ逝っちゃいそう・・・。

Friday, December 19, 2003

長野県松本深志高校演劇部 クリスマス・アトリエ公演『南京の早春賦』


場所◆長野県松本深志高校124番教室

作◆小川幸司

●まずは・・・お誘いありがとうございました。お陰さまでちゃんと座って観ることが出来ました。(>_<)ぺこぺこ。 あぁ・・・もう、ほんとありがとうございますなのです。

●まさかこういうふうになっているとは思ってなかったので(っていうか想像がつかなかった。)、会場に入ってほんとにびっくりしました。「コードは踏まないで下さい」「靴はこの袋にお入れ下さい」と何回もくり返しお知らせしていた方がいらっしゃいましたが、その方の滑舌が良いなぁ・・・と思いました。アルジャーノンの時もそうでしたが、アナウンス(って言えばいいのかな;)がすごくはきはきしてますね!!

●私、出会ってる。そう、たくさんの方々と、演劇を通じて。

●超近くの特権。舞台装置がまじまじ見れる。なるほどー!!暗転の時の目安?みたいな、暗くなるとほんのり光るシールらしきものがあったよーなないよーな。。。「何で真っ暗な中をスタスタ歩けるの?!」って、中1くらいの頃からすっごく疑問で。そういうようなものと、努力ゆえにスタスタなんですね、きっと!!

●特権その2。床が!!床がぁっ!!なるほど。私は元からああいう床なのかと思ってました・・・。

●特権その3。鉛筆1本の削り方で、その暮らしぶりが少し伺えます。そうだよね。そんな・・・難民区言えども贅沢なんかできっこないですもんね。

●どうやって劇がはじまるのか、微妙に楽しみにしてたんですね。早春賦ではじまるのがびっくり。ヘリ?か飛行機?の音の中で、「ただいまより・・・」って毎回なるのですが、今回は深志の方が直接言って下さって。(当たり前っちゃあ当たり前なんだけどネ!;;;)それの喋り方がかっこよかった・・・☆

●表情がよく見えるー!!わー!!すっごーい。いますよね。舞台に。その人が。最初の方は、ずっとアデラを見つめていました。座ってた位置の関係で、顔が見えないところも多々ありましたが、そこは背中を。どうでもよくないですが、髪の毛がプリン状態に・・・!!そろそろ根元は染め頃かもです。

●由美子はほんとに日本人ぽい!!頭(髪型)とか、服装などなどの相乗効果。涛も中国人に見えちゃいましたよ。ほんとに中国のどこかにいてもおかしくない!!こちらは、メイクとか、そういうものの効果が・・・!!

●あぁ・・・。赤十字のマークが、遠くからだと見えなくて。血のしみなんかも、視力悪き私には見えなくて。2人は、そういう服を着ていたんですね。

●しまったーーー!!もう、私こばかです。(まだおばかさんじゃないと思うの;思っていたいの;)県大会で出た質問・・・。血のり・・・。いつどこで細工したのか、まんまと見逃しました。あれを観にきたのに。30%は。くぅ・・・。違うんです。撃つことが出来なかった日本兵の表情を見ていたんです。こっちに来たし。あの、下手側にくるときの表情がね、とってもとっても切ないんです。それで。気づいた時には、もう由美子さんは口閉じてて、食いしばってる感じで、「あー。もう口に入ってるなぁあれは。。。;」だったんです。後で図々しくもお尋ねしちゃい、どこから出したか教えていただいたんですが・・・。見たかったぉ~!!悔しい~;;

●やっとくっきりはっきり字幕が読めた。最初のところは下に表示されがちだったから、ちょっと読めないところもあったけど。「目」とか、いろんな写真。毎回毎回良い感じに、想像が広がる感じの写真になっていくのですごく良いです!!

●いすが壊れた瞬間はこの目でちゃんと見た。お疲れ様ですいすさん。いつもご苦労様です。

●アデラが机に向かわなくなった。日付の感覚が無いって言ったところで。何でかっていうのが、少しだけわかる気がするのです。机に向かうのは、その次を求めることだと思うから。すごく勇気のいることだから。

●むちゃくちゃ近く。最前列の人は、ちょいと手を伸ばせばすぐ届く位置。臨場感あふれまくりです。普通・一般の劇のような、「月輝きながら・・・」のような。不思議な空間でした。本当に、ありがとうございました。

●撃てなかった日本兵さん。銃を出す、タイミングと、その際の音と、動きと、表情だぁ!!

Sunday, December 14, 2003

長野県田川高校演劇部 自主公演『神々の国の首都』


場所◆塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●何だか、見終わったあとしばらくぽーっとしてしまいました。泣きかけ状態;何て言うんでしょう。日本ってこんなに美しかったんだ・・・。

●2年前に同じ作品を、同じ高校で観たのですが、「再演」という感じはなぜかしませんでした。観るのも3回目のはずなのに、3回目じゃない気がしました。不思議。

●この2年ちょいで、自分も少しは進歩したかも。と思いながら観ていました。何か、わかったのです。話の流れが。初めて観た時は何がなんだかわからず(それでも惹かれ。)、「・・・?;」だったのが、わかるのです。全部わかる!!とかそうじゃなくて;とりあえず私なりに。横木くんとか、かえるとか。体験入学でやったっていうのもあって。とりあえず。はい。とりあえず流れが見えた感じです。ようやく。

●センター取りました☆

●上演前に流れていた曲が、何だか良い感じに明治を思わせてくれました。田川さんの上演前の曲はいつもスキ♪終演後にかかってた曲もギャップがあったからまた良い♪いつも切ない!!きれい!!

●最初のとこがすごいすき。あぁ。もしかしてあれは心臓の鼓動だったり?いろんな音にとれますね!!2001年の文化祭で配られたパンフに載ってたせりふが実際出てきてなんだか嬉しかったです。

●暗転が♪きれい♪青い暗転!!・・・でもなぜか普通の、真っ暗な暗転があって、「何で?;」って思ってたのですが、後でちゃんと聞きました。あ・・・。なるほど。ふむ。そういえばちゃんと今までまともに考えてなかったかも。

●あれ。畳が出てきたのは「天皇と接吻」だっけ。やだもう;年寄り・・・?;多分ハーンの部屋に使用されてた床は、「くじらの墓標」でも使用してるものだと思うのですが、何かちゃんとハーンの部屋!!床!!に見えました。他にも、違う作品で使用してるものとかがあって、すっごいなぁ~と思いました。

●心中のシーンがあるのですが、もうあれは1年生の時すごい衝撃受けてたので、また観ることが出来て幸せでした。かなり。日頃からやってないとやれない動きですよね。多分。リボンもすごいです!!

●マティ?が出てくるとこはほんとすごいです!!セツと、ハーンと、3人(?)でからむところの空気がぴんとしていて。ぼぉ~って出てきて。びっくり。何回観てもすてきな登場・・・*

●この作品は、複数の人が一斉に同じせりふを言うところがいっぱいあるのですが、よくあそこまできれいに揃って言えるなぁ・・・って思います。同時にしゃべりはじめて、同時に終わるのです。トリハダものです。特に心中するところの。声も響きがきれいっていうか。はい。かっこいいです!!

●橋のところ。ほんとに橋に見えました!!夕日の色合いがかなりよかったです。色もそうだし、暗いところと光がさしてる間のところも、ほんと夕日の色。狛犬が出てくるところの照明も、森とか木がいっぱいあるところの木漏れ日みたいできらきらしてました!!

●最後あたりに、袖あたりからスポット?みたいな光がさしてくるのですが、私としては、照明機材とかがばっちり見えちゃうのがあまりすきでないのですよ。「舞台ー!!照明ー!!」って感じがしちゃうんで。(舞台なんだけどさ;照明なんだけどさ;)それがちょうど板らしきもので隠れてて、きれいでしたっ。自然に光がある感じ。

●ENYAの曲が出てきたのはほんとびっくりしました;「ぇ・・・!!」って。でも合ってた。この劇に。それってかなりすごいですよね?!

●最後のところで、ハーンがほんとに年老いてた感じがしました。そういう、出てるオーラが違うっていうか。ついさっきと。あと、私は彼の、日本語で言う「ごめん」がスキです。はい。

●ストップモーションがここの高校さんはきれいだとつくづく思いました。ぴた---ってとまってるのです。全然動いてないっ!!動いてるように見えないっ。

●何か書き忘れてる気がする。。。また付け加えときます。

☆曲が。劇の中で多分1番使われてた曲が切なすぎる。いろんな意味で。

Saturday, December 6, 2003

長野県松本美須々ヶ丘高校演劇部 自主公演『少女監禁スペシャルバージョン』

@ピカデリーホール(長野・松本市)

作:たかのけんじ

●違う!!何か違う!!絶対違う。・・・ちがう。

●ひっさびさに。本気で久々にお客様としてピカデリーで演劇観ました!!開演30分前から客席に着いているというのがすごく不思議でした(笑)。劇終わった後も、いつもならすぐに席を立ち、ロビーに行くはずが、かなり長い間アンケート書いてました(笑)。・・・あぁ。。。私はお客さん。

●「2階から入場」ということで、階段上って入ると、既にスモークが!!しかもかなり!!大量大量。最初は舞台の方にしかなかったのに、次第に客席にもふわりふわりとやってきて、これが面白かったです。スモークとか、そういうものでもその世界に入れるような気がします。ピカデリーはとにかく形が面白くて、いろんな使い方があると思うのですが、今回は・・・何にたとえればいいんだろう。あ!人形劇のまわりの淵?うーん。とにかく舞台がグルリと黒で囲まれている感じがしました。しかもその、下の方から鬼子母神が出てきて、びっくり&なるほど。

●パンフレットがすごくご丁寧で、(は!そういえば自主公演って初めてかも。)かなり嬉かったのと、世界が広がりました。表紙・裏表紙に(多分)生徒さんの絵が載ってるのと、「鬼子母神伝説」が言葉で、説明されていたこと。表紙には女の子がひとり。おてだましてる。「2番目のサヤ」を演じなければいけなかったのは、ほんとは違う人なのかもしれない、って、ちょっとだけ思ったり。めくるめく矛盾がきっとあったはず。どこかで。で、鬼子母神伝説の方ですが、前々回→前回→今回で、随分理解出来るようになりました。初めて観た時はこんがらがっちゃってよくわからなかったのです。それが前回、能が入ったことによって、混在することが無くなりました☆さらに今回の説明により、はい。
だいぶ。「らくしゅみん」って聴こえたのは、「ラクシュミー」でした。聴力いいのか悪いのか。「釈迦もひどいことをなさる」がようやくわかったです。はいはいそういうことかーって。

●上演するまでの時間が、最近の私からとればすごく長く、パンフレットを一通り読み終わってから、いろんなことをしました。
①舞台装置を眺めた。じ~って。地区の発表会場に比べ、ピカデリーは狭いです。しかしちゃんと箱が2つあって「見かけによらずピカデリーは奥行きがあるな・・・」と思いました。ぼんやり。(そうだ。劇祭の打ち上げで何十人もいたし・・・。)ちょっと前より変ってたかも。さらにいろんなことに使えるようになってたかも。鎖も前回と同じようにあったのですが、何かもう少し変化があっても良いかなって思いました。上下左右。(すみません。上手く言えないっ;)
②曲を聴いてた。流れてくる曲。上演までのいろいろな曲に耳を傾けておりました。曲がその時その時の「女」と「少女」を物語るものに聴こえました。前回からたくさんの曲が使用されるようになって、作品の「感じ」が変わった気がします。。。なんていうんだろ。ピアノだけだった世界にいろいろな世界があって。モダン?んー。何か上手く言えませんが。とにかく曲って偉大です。1曲入れるか入れないかでだいぶ違ってくるんですね。

●「女」が、煙草吸うとこがあるんですが・・・あれってどうなってます?!ほんとに吸ってる?そんな!犯罪ですよねぇ。でも吸ってるように見える。・・・そういうのがあるんですかね。かなり知りたい・・・。

●水をこぼすシーンがあって、よく見てみたらそこの近くにシミらしきものがあって、練習を重ねてる!!っていうのがすごいわかりました♪もし違ったらすみません;

●「少女」の足がほんとに細いよぉぉ;あと、血のりに気づいたのがほんとに、「少女」が立った時でした。ぇ。うそ。いつ付けてた?!

●「黒子」さんが、ろうそく立ててる時。消す時は軍手してたみたいですが、立ててる時は素手に見えました。軍手してれば良いのですが、素手は熱いです!!危険です!!

●んー。音響操作が!!いきなしぱっと切れるのは、数回だけの方が効果が出る気がするのです・・・。最後のシーンの、曲が終わるところの部分。照明と合うとかっこいいですよね!!

●あ!しまった。。。狂言やってる身として・・・能の部分しっかり見てなかった。足とか。動き関連。発声の仕方はちゃんと集中してたのに。うぅ;

●昨年9月の合同発表会から、今まで3回この劇を観てきました。1回1回必ず目でわかる変化と、カサハラが感じ取った変化がありました。それがすごく楽しかったです!!「少女監禁」に出演なさった全ての方々、スタッフの方々、顧問の先生・・・ほんとに今までありがとうございました。おつかれさまでした。

☆煙草・・・。気になる・・・。すごく・・・。