Sunday, December 4, 2005

PARCO劇場プロデュース『メアリー・ステュアート』



@まつもと市民芸術館実験劇場

作:ダーチャ・マライーニ
演出:宮本亜門
出演:原田美枝子/南果歩


ポスターにひかれ、だけど一度諦めた舞台。ところが追加席発売を知って、やっぱりチケットを手にいれちゃいました。どうやら私はこの頃のヨーロッパに興味があったり、歴史そのものがスキな血なんだなーと実感。(苦笑)しかも南果歩さんと原田美枝子さんの衣装がイイ!!個人的に着物風味な原田さんのドレスの方がスキ!!すんごい期待してました。期待してたあまりに、ヤフーとかで検索かけて、この舞台のことを調べちゃいました。んんんー・・・。人間知らないこともある方が良いですね。(苦笑)私が見かけたサイトの感想なんかは、あまり好印象じゃなかった様子で、しょんぼりしてました。
ところが!!
すごいよ!!!
すごいよかったよ!!!
すごかったよーーー!!!
と、声を大にして叫びたいです。(笑)
いやー、なんかやられましたね。 シアターガイドのHPで、舞台写真やお2人の衣装は見ていたのですが、なんか個人的イメージをぶつけちゃうと、二人ともポスチラみたいな頭で、豪華なドレスを召しているのかと思ってました。が、簡素というか、「南果歩」と「原田美枝子」みたいな感じで。頭とか、普通の茶色だし。ビミョーだ・・・と思ってたんです。が、実際お芝居が展開していくとともに、なるほど・・・だからこういう衣装なのね。と思う自分がいたり。すごい。相対関係が心地よかった。
そして音楽が、カサハラの中の遺伝子が踊るようなものでとってもよかったです。ああいう系列のもの、嫌いじゃないです。むしろスキです☆開場の時のものがお芝居にも繋がっていて、すごい!と思いましたね。なんか変わっていくのが面白かった。(聞いたひとには多分伝わることを信じつつ。。。)客入れの時の音楽とか客出しの時の音楽(たいがい一緒だと思うんですけど・・・)って、現実→舞台の空間、舞台の空間→現実っていざなうエスコートさんじゃないですか。それが違和感なく行われていて、よかった・・・☆
「女王には肉体がないの」が、ナルホドー。
カーテンコールが4回もあってびっくりー。
照明がおりてきて、それがゆくゆくはお立ち台になっててびっくり。
実験劇場に緞帳があってびっくり。
光のカーテン効果にびっくり。

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