Tuesday, December 25, 2012

今年ミタ舞台でぐわーっと来たものをご紹介しますexclamation ×2(*´▽`*) 

butしかし(←久々に使った。)今年も予定が未定な毎日を過ごしたので、 
昨年同様、ものっすごい少ない数しか観ることができませんでした(; ;) 
でも、衝撃的なものにはちゃんと会えたので、まいっかというかんじ。 

それでは、myベスト3をご紹介・・・。  

3「ヨサブロゥ」~「与話情浮名横櫛」より~ 
構成・総合演出:串田和美 
演出:中野成樹・渡辺美帆子 
出演:大森博史・真那胡敬二・馬渕英俚可・神田京子・近藤隼・内藤栄一・細川貴司・佐藤友・丸山港都 他 
日本大学芸術学部江古田校舎北棟中ホール/4月 

 日大・・・どうやら裏門から入ってしまったみたいなのに、警備のおじさんが入れてくれた。 
ありがとう警備のおじさん。日大への好感度が上がりました。笑 
 まつもと市民芸術館の芸術監督である串田さんは、日大の先生でもあるため、日大の演劇学科とまつ芸の共同制作となったらしく・・・。いいですねexclamation ×2非常にぜいたくですね!近藤さんや細川さんにとっては母校での公演ということだし、素敵な試みだな~と思いました。 
 もともとは歌舞伎なのに予備知識が全くなく、ちゃんとわかるのかしら(゜∀。)と思っていたのですが、ちゃーんとついていけました。よかった・・・。ふぅ。難しいことは考えずに、そのまますすすーっと観ました。みなとくんが殴られているのにも気づかず終わりました。笑 
 個人的に、串田さんにごあいさつでき、日大で助手としておつとめされている方にも偶然お会いすることができ、中高の先輩にも会え、高校の後輩くんにも会え、中高の後輩ちゃんと一緒に帰宅できたのでしあわせでした。以上。 

2「十二夜」 
演出:串田和美 
出演:松たか子・石丸幹ニ・りょう・荻野目慶子・大森博史・真那胡敬二・小西康久 他 
Bunkamuraシアターコクーン/1月 

 昨年は松たか子の舞台も映画も観られず、非常に非常にエネルギー不足な1年でした。。。 
ので、観たい!観られるときに観たい!!!と思い、当日券でGOexclamation ×21番目に並べました。 
 串田さん演出の松さん出演・・・は実にコーカサス以来で、私としてはこの上ない幸せ・・・。(´∀`)補助席だったから見えづらいといえば見えづらかったですが、心躍るひとときを過ごすことができました! 
 やっぱり松さんはすてき!「メタルマクベス」のように狂気に満ちた役柄もできれば、今回のような少年ぽい役も合う。女優としての幅の広さを感じました。おちゃめというか、かわいらしいというか、非常に愛らしいなぁと思いました。そしてりょうさんて、凛とした印象があったのですが、コミカルな役もできるんだ・・・とオドロキでした。でもって久々に内田さんが出ていらして、テンションあがりました。 
 生で演奏が入るのが、とってもすてき!あこがれちゃうー!子どもの頃にあった(と思われる)ワクワクするきもちがむくむくわいてくる感じ。串田さんが夜眠る前に子どもに絵本を読み聞かせているような感じ。そんなイメージな舞台でした。 
  
1「空中キャバレー」 
構成・演出・美術:串田和美 
音楽監督:coba 
出演:田中利花・小西康久・内田紳一郎・片岡正二郎・玉井夕海/秋本奈緒美・串田和美/近藤隼・細川貴司・佐藤友・丸山港都 他すてきなアーティスト&パフォーマー☆ 
まつもと市民芸術館・特設会場/11月 

 観ようかどうしようか迷っていたんです。しょーじき。 
でも高校の後輩のお誘い&みなとの「観ないと絶対後悔する」みたいなコメントで、みにいこー!と決心。 
結果・・・びっくりしょーげきわくわくどきどきうきうきわいわいたのしい!!!!!!という、おもちゃ箱の中に入ってしまったような気持ちにとっぷり浸かってしまいました。『サーカス、音楽、道化芝居がゴチャマゼ』というフレーズがついているのですが、そんな文字では表せない、ジャンル分けできない、作品・舞台・空間・時間。しあわせだったなーぁ・・・。 
 自分から動くからたのしいな、とか 
 そこらへんにぺたっとすわってお芝居みるのたのしいな、とか 
 子どもの泣き声も気にならない空間だな、とか 
 出る側のひとたちがたのしそうだな、とか 
まー普段観るお芝居では味わえない感覚。体力必要だった。五感で味わう時間だった。 
 中でも、『人にはそれぞれ才能がある その才能を放棄することはできない』という歌詞が、とてもとても心にきました。才能がある(ように、少なくとも私には思える)役者さんたちが、叫ぶように歌ってるのを見ていて、なんだか切なくなったり、個人的に院試の結果が出たばかりだったので、「あたしの才能がそういう才能だとしたら、進んでいこう」と思えたり。 
 串田さんの舞台って、いつもどこかで切ない誰かの影を追うような印象があって、それは長い年月をかけても永遠に叶わないような気がして、ノスタルジック。それがきゅーんとくるしい。そして愛しい。今回もブランコのあの子を見つめる串田さんの目が、哀愁漂う感じで、素敵だったなぁ。 

ほんとうに、いいものをみた。 

東京にも、すばらしい劇場、すてきな作品があふれてる。 
だけど松本でしかできないものがある。松本だからいいものがある。 
それが、わかった。 

(あと、バイト先で制作やってるスタッフさんも来てた!(・∀・)高校先輩も知り合いだから、一緒にごあいさつに行ったら、私のこと覚えててくださったー!ただのバイトなのに!うれしいうれしい!ひとの顔覚えとくって、やっぱかなり重要なんだなと思った。) 


ちょと番外編。 

ハート「灰の人」 
世田谷パブリックシアター/3月 
・震災から1週間後に上演。初大駱駝艦。劇場の役割、演劇のもつ使命を肌で感じた。同時に、公演を行ったダカンと劇場を誇りに思った。 

スペード「キャラメル。ホップ、ステップ、アート」 
東京学芸大学/10月 
・22歳に最後に観たのは、初めて観る花岡あゆみ氏の作品だった。花岡氏とは出会って10年の仲である。彼女の大学生活の集大成を一緒に味わったような気がした。 


りんご全体 
 串田さん率の高さ に、 おどろく!笑 
観劇数が減っても、やっぱりここに帰ってくるのかなー。 
でもいっぱいみたいよ!蜷川さんの演出作品はそろそろ観とかないとアレかなと思ったり、 
KAATにもいってみたい! 
せっかくあと2年は確実にトーキョーにいるので、観劇ライフも満喫させていきたいです。 

来年は、とにかく「THE BEE」を観ますよexclamation ×2 
あとコンドルズも観ますよーーーーーーexclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2