Saturday, November 1, 2003

燐光群『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』




場所◆ピカデリーホール(長野県松本市)

作◆坂手洋二

●坂手洋二さんの劇は今まで3作観たことがあるのですが、燐光群さんそのものの劇を観たのは初めてでした!!演劇を観ていた・・・というより、もっと他の何か、他の何か。劇なんだけど・・・何か!!を共有していた感じでした。

●曲がすごい良いです!!開演直前まで流れていた曲、すごく切なくて、きれいで。2番目の、アメリカン・イーグル4184便の機長・副操縦士が聴いていたラジオの曲も、暗転の中流れはじめて、最初は「なんなんだー」と思ったのです。アレでさらにこう、ぐい~っと入れたかもです。。。カッコイイ~♪(>▽<)

●本当に飛行機に乗っているというよりも、前述したように、何かを共有していました。ほんと、何もかもすごかったです!!!マイク?んー。なんていうんだアレ。相手の言ってることが聞けて、自分も喋れるヤツ~・・・;ヘッドホンとマイクが一緒のやつ!!マックとかの、ドライブスルーのお姉さん(orお兄さん)がつけてるやつ!!それが実際スイッチ入ってて、声がスピーカーから出てくるの。それがすごーいって思いました。リアルなのです・・・。効果音とかも。すごく。

●飛行機が墜落したり、何かの衝撃音ナドのボリュームがほんとに大きくて、かなりびっくりでした。耳壊れるんじゃないかと思うほど。(でも耳を塞いだりしませんでした。)太鼓とかって、どーんってやると、胸?のあたりに響くじゃないですか。びりびり~って。そんな現象が効果音でも数回起きたんです!!すごい迫力!プロは会場までも使いこなせちゃうんですね!!(ピカデリーホールでした。)映画館(元だけど)で演劇ってすごいですね!!良いですね!!!そういえば、最初の、キャビン・アナウンスの時も、道具(?)の説明する時とか、すごい身近に感じられました。

●暗転がすごい良いです!!!暗転直前のせりふから、暗転するまでって、すごい微妙な時間じゃないですか。短すぎでも長すぎてもおよろしくないのですが、ストライクです~!!!

●効果音すごいです!!4番目の、アメリカ合衆国空軍 ユークラ27便。「鳥を吸い込んだ」っていうのが、音だけでわかったんですよ!!

●日本の、1985年の事件も、6件の中に入っていたのですが、あまりこの事件については、くわしく知っていたわけじゃなかったんですね。ただ母が、「○○くん(リカ母のいとこの息子さん。つまり・・・はとこ?)は、群馬のあの事故の日に生まれたのよ・・・。」と、8月になるとよく言っていたのです。特別関心を持ってはいなかったのですが、実際こうして向き合ってみると。。。

●3番目の、アエロペルー航空603便の副操縦士の江口様が・・・すごくかっこよかったのです。「全部ダメ!どれもこれも0!!」みたいなせりふが歯切れ良すぎ。

☆①2機目の、ラジオ♪あの曲いいなー。②ほんとに座席の下を見ようかと思った。

No comments :

Post a Comment