Friday, May 23, 2014

映画『アナと雪の女王(日本語吹き替え版)』

◇VOICE CAST
アナ:神田沙也加
雪の女王/エルサ:松たか子
オラフ:ピエール瀧
クリストフ:原慎一郎
ハンス王子:津田英佑
ウェーゼルトン公爵:多田野曜平
パビー:安崎求
オーケン:北川勝博
カイ:飯島肇
国王:根本泰彦

◇STAFF
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ
制作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ジェニファー・リー
歌曲:クリステン・アンダーソン=ロペス/ロバート・ロペス
音楽:クリストフ・ベック


観てきました,日本語吹き替え版!(字幕版の感想はこちら)

私,今まで神田沙也加のお芝居とか歌とか見たり聞いたりがなかったのですが,神田沙也加,イイ!

あの人間らしい,生き生きしたアナにぴったりじゃないですか!

松田聖子の娘としか認識していなかったのだけど(スミマセン…),
ちゃんと一人のアーティストだということがよーくわかりました。とてもよかった!

さて,肝心のエルサですが,時々松たか子がよぎることがありました…。でもキャラクターが立ってたので,エルサとして見られました。

そして字幕版で腑に落ちなかった「Let It Go」は…

に,日本語の歌詞がぼんやりしているので,まだ字幕版よりは聴くことができました…。

例の「いい子」や「パーフェクトガール」のあたりは


「とまどい 傷つき  誰にも 打ち明けずに 悩んでた  それももう やめよう」

「これでいいの 自分を好きになって  これでいいの 自分信じて  光あびながら 歩き出そう」


なんて…なんてふんわりした歌詞なの…!((((・言・))))ガタガタ

そして字面だけ見たら前向き!

さらに松たか子の歌唱力!何か騙されている感じ!雰囲気で聴ける感じ!みんな本当に文脈と文意を読んでいるのだろうか!(笑)



そんな…そんな感じでした…(´‐`)


でも日本語版でもオラフちょーかわいかった。

でも「In Summer」が「なーつぅぅぅうううううーーーーー」で,おくちと声が合っていないところだけは残念だった…。



そして観たあと,友達から情報をもらったのだけど,「雪だるまつく~ろ~~」のところで,字幕版だと「ジョン」だった壁の絵画が,日本語版だと「がんばれジャンヌ!」になってて面白かった。明らかに日本人意識しとる訳だわ…。


多少のケチをつけてる割に,このままだとブルーレイとか買っちゃいそうで怖いです。笑

Tuesday, May 20, 2014

映画『永遠の0』

永遠の0 Blu-ray通常版


◇CAST
岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/新井浩文/三浦貴大/上田竜也/吹石一恵/風吹ジュン/田中泯/山本學/平幹二朗/橋爪功/夏八木勲 他

◇STAFF
原作:百田尚樹「永遠の0」(太田出版)
脚本:山崎貴/林民夫
音楽:佐藤直紀
監督・脚本・VFX:山崎貴


(これは映画館で観たいな~)と思っていたけど,なかなか実行に移せず主要な映画館での公開が終わり,セレクトの映画館でやっていたのを見つけ,行ってきました。

今までまともに岡田くんのお芝居って観たことなかったのだけど,よかった…。
とても重厚だった…。

「愛することが生きること」「生き延びることが愛すること」なのだと,思いました。
宮部はいかに逃げるかではなく,いかに生き延びるかを,愛するひとの元に戻るかを考えていたひとなのだなと思いました。

原作には宮部が松乃の家に帰るシーンはなかったらしいのだけど,あの場面があって本当によかった。
宮部が求めていたのは,まさしくあの時間だったんだろうな。

そして井上真央が力強い女優だということを再認。
旅立つ宮部に「必ず帰って来てください」ってすがる松乃なんて…もう…(ノロ`)
あと,映画じゃなくて原作の話になっちゃいますが,古典的に考えると「松」は「待つ」なのだろうとも思いました。


なぜ宮部は特攻隊を志願したのか…。決定的な何かがあったというよりは,生き延びたいという欲が擦り切れていったのかなと思いました。

それから,エンジン音とか,細かいところに気づけるのって,やっぱ才能なんだなと。

宮部のラストの表情も,良かった。生きている実感のある表情で。



この映画の鑑賞後,以前観た『風立ちぬ』や長野県松本蟻ヶ崎高校演劇部の『滄海(うみ)は還らず』を,もう一度観たいなぁなんて思いました。

+++

2015.5.5追記
テレビドラマ版『永遠の0』の感想はこちら

Monday, May 12, 2014

映画『アナと雪の女王(字幕版)』

◇VOICE CAST
アナ:クリステン・ベル
雪の女王/エルサ:イディナ・メンゼル
クリストフ:ジョナサン・グロフ
オラフ:ジョシュ・ギャッド
ハンス王子:サンティノ・フォンタナ
ウェーゼルトン公爵:アラン・テュディック
パビー:キーラン・ハインズ

◇STAFF
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ
制作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ジェニファー・リー
歌曲:クリステン・アンダーソン=ロペス/ロバート・ロペス
音楽:クリストフ・ベック


観たい観たいと思っていたものの先延ばしになってきたこの作品。
姉の結婚式が終わり,帰りの新幹線の中,(見るのは今だ…!)と思い,車内で予約しました。笑
松たか子好きの私としては,そりゃ松たか子版を観たいのですが,一番良いのはやはりオリジナルだと思ってもいるので,まずは字幕版を見ました。


開始5分で,剛球…あ,違う,号泣……(;_;)


あとで職場のひとにこのことを報告したら「え!?開始5分ってどこで!?」と言われました。

5分→姉妹で遊んでるシーンです!!!!!!!!!!!!!!!

とっても幸せそうで,うらやましくて,私とお姉ちゃんもこんなことあったのかな~と思うと…うぅ(;ω;)

壁一枚隔てて会えない2人とか,切なくて切なくて…。



ただ,この映画の看板でもある「Let It Go」のシーンは,すっごく違和感がありました。

前評判があれだけあるのだから,さぞかしインパクトのあるシーンだと思ったのです。

がっ。

(えっ,ここで始まるの…!?)(゜ ゜)

という感じ。

だって怯えた表情で雪山に逃げてきたじゃないの…。
ここでどうしてそれが歌えるの…。

あと,

“Be the good girl you always have to be”

“That perfect girl is gone!”

の部分で,(えっ,今までいい子のつもりだったんかーい!)と自分の中でツッコミを入れてしまいました。笑

なんだか…強がってる子のような歌で。いや強がってるんだけど。


とにかくすごく違和感。歌詞とメロディーと状況がちぐはぐっとしてる気がして。
ここはちょっと残念でした。なぜそうなるの感!


でもそこ以外はとっても素敵で,特にオラフの大ファンになってしまいました。

何あのおとぼけ…!かわいすぎる…!そしてあの歌唱力…とんでもないわ!笑
あんなふうに,素敵なものを素敵と言える心が素敵だな~と思いながら観ていました。


姉の結婚式の直後に観たので,妹でも姉でもある私ですが,やっぱりアナ目線でしか見られませんでした。はわわわ…。


さて,日本語版ではどのように見えるのでしょうか…。(日本語版の感想はこちら)